【技術コラム 『極数』第2回】

「極数」と「回転数」の切っても切れない関係

モータの特性を語る上で「回転数」は必須の項目です。 

実は、この「回転数」と前回お話しした「極数」は、互いにトレードオフの関係にあります。 

一般的に、極数を増やすほど回転数は下がり、極数を減らすほど回転数は上がるという法則があるのです。 

なぜそうなるのか、モータが回る仕組みで考えてみましょう。 

モータは、コイルの電磁石が切り替わることで、永久磁石と引き合ったり反発したりして「少しずつ」回ります。 

この「少し」の移動量は、極数によって変わります。 

例えば、電流の切り替わり速度を一定とした場合:

・極数2:1回の切り替わりで1/2回転します。 (2回で1回転=高速)

・極数8:1回の切り替わりで1/8回転しか進みません。 (8回で1回転=低速)

このように、極数が少ないモータは「高速回転・低トルク」になりがちで、極数が多いモータは「低速回転・高トルク」になりがちだという特性を、まずは押さえておきましょう。

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