【技術コラム 『極数』第1回】

モータの基本スペック「極数(ポール数)」の正しい数え方

モータのスペック表を見ていると、「極数(ポール数)」という項目を目にすることがあると思います。 

モータには必ず磁石が使われていますが、極数とは、このモータ内部にある「N極とS極の総数」のことです。 

ここでよくある間違いが、「N極とS極の1セットで『極数1』」と数えてしまうことです。 

正しくは、N極の数とS極の数をそれぞれカウントするため、「N極とS極の1セットで『極数2』」と数えます。 したがって、極数の最小値は「2」であり、必ず偶数(2P、4P、8Pなど)になります。

この「極数」は、モータの回転数やトルクといった基本性能を決定づける非常に重要な要素です。 今回から全6回にわたり、モータ設計における極数の役割と、それが引き起こす様々な影響について解説していきます。

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