【技術コラム 『インホイールモーター』第6回】

重量に合わせた最適解。当社のAGV向けモータラインナップ

全6回にわたり、車輪の中に直接モータを組み込む技術の歴史から、AGV(自動搬送車)における優位性までを解説してきました。 最後に、当社がご提案するAGV・移動体ロボット向けの具体的なソリューションをご紹介します。

■ 重量200kg以下の小型AGV向け:「HSM(ハブサーボモータ)シリーズ」

軽量なAGVや、バッテリー駆動の小型移動体ロボットには、ギアを介さないダイレクトドライブタイプの「HSMシリーズ」をご用意しています。

車輪(ハブ)の中にサーボモータの精密な制御技術を詰め込んでおり、超省スペースでありながら、エンコーダによる高精度な位置決めと滑らかな走行を実現します。ロボットの設計を極限までコンパクトにしたい場合に最適なソリューションです。

■ 重量級の大型AGV向け:「ギアヘッド付きサーボモータ」

一方で、数百kgからトンクラスの荷物を運ぶような大型AGVには、ダイレクトドライブではトルク(回す力)が不足する場合があります。

そのため大型AGV向けには、強力な減速機(ギアヘッド)を組み合わせたサーボモータをご用意しております。ギアを介すことで圧倒的なトルクを確保しつつ、サーボモータの精密制御によって重い荷物も安全かつ正確に搬送します。