【技術コラム 『インホイールモーター』第5回】
ダイレクトドライブによる圧倒的な小回りと省スペース化
前回、インホイールモーターの技術がAGV(無人搬送車)や移動体ロボットにうってつけであるとお伝えしました。
ここで、少し当社の専門分野についてお話しさせてください。
当社では、EV(乗用車)用やバイク用のインホイールモーターは現在は取り扱っておりません。私たちが特化し、強みとしているのは、「軽量e-bike」や「AGV・小型ロボット向け」のダイレクトドライブタイプのモータです。
■ ギアを介さない「ダイレクトドライブ」の強み
当社のAGV向けモータは、ギア(減速機)を介さずに車輪を直接駆動するダイレクトドライブ方式を採用しています。
ギアを通さないということは、摩擦によるエネルギーのロスがなく、ギア特有のバックラッシ(ガタつき)も発生しないということです。これにより、AGVの極めて繊細な位置決めや、滑らかな低速走行、そして静音性が実現します。
また、ギアボックスがない分、ユニット全体が非常に薄くコンパクトに仕上がります。これにより、ロボットの車高を極限まで低く抑えたり、空いたスペースに大容量のバッテリーを積んだりすることが可能になるのです。
最終回となる次回は、ロボットの重量規模に合わせた当社の具体的な製品ラインナップをご紹介します。
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