【技術コラム 『エンコーダ』第3回】
動きを支配する。モーションコントロールの「4大要素」
高度な位置決めを実現するためには、単に「どこで止まるか」だけでなく、時間軸を含めた『モーションコントロール』が必要です。 主に4つの要素を制御します。
1. 位置制御:モータを「どこまで移動させるか」を制御します。 3Dプリンタが細かく動きながら樹脂を積み上げる精密な動きは、この位置制御の賜物です。
2. 速度制御:コンベアに荷物が乗って負荷が変わっても、常に一定の速度を維持し続けるための制御です。
3. 加減速制御:動き始めと止まり際の挙動を制御します。 電車が急発進・急停止しないように、機械装置でも急激な速度変化を防ぐことで、振動や位置ズレ、装置への負担を抑えます。
4. トルク制御:ネジ締め用の電動ドライバーのように、回転数ではなく「適切な締め付け力(トルク)」そのものを目標値とする制御です。
これら4つの要素を複雑に組み合わせることで、モータは生き物のように滑らかで正確な動きを生み出します。
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