【技術コラム 『速度制御』第3回】
高速道路の運転と同じ?「フィードバック制御」の仕組み
PWM制御を使えば、モータを「速くする」「遅くする」ことは簡単にできます。
しかし、これだけでは「正確に3,000rpmで回し続けて」という定量的な指示は出せません。 ここで登場するのが『フィードバック制御』です。
高速道路での車の運転を思い浮かべてみてください。
「時速80kmで走ろう(目標値)」と思った時、皆さんはスピードメーター(センサー)を見て、「80kmより遅くなったらアクセルを踏み、超えそうになったら緩める」という調整を無意識に繰り返していますよね。
フィードバック制御は、これと全く同じことをモータに行わせます。
1. センサーで現在のモータの回転数を測る
2. 目標の回転数より遅いか速いかをマイコンが判断する
3. PWMの数値を自動で調整して、目標速度に近づける
この動作を1秒間に何千回と繰り返すことで、モータは常に指定された回転数をピタリと維持できるようになります。 フィードバック制御は、モータの性能を劇的に引き上げる「頭脳」なのです。
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