【技術コラム 『損失・発熱・放熱』第5回】
ユーザー側でできる省エネ対策と「冷却技術」の最前線
モータの効率を高めるには、冷却システムの進化も欠かせません。
電気自動車(EV)用など、出力が高く発熱が大きいモータでは、空気だけでは冷やしきれないため「水冷(液冷)」や、絶縁油を内部に直接流し込む強力な「オイル冷却」が採用されます。
では、私たちユーザー側でモータを省エネ化(効率化)するにはどうすればよいでしょうか。
■ インバータと力率改善の導入
ACモータの場合、インバータを導入して周波数を調整することで、無駄に高速回転させていたモータを「適切な回転数」に落とすことができ、大幅な省エネに繋がります。 また、コンデンサなどの自動力率調整器を導入し、電圧と電流のズレ(無効電力)を改善することも効果的です。
■ 運転パターンの最適化
エスカレーターに人が乗っていない時は止まるように、センサーを使って「使わない時間帯は停止させる」という運転パターンの最適化も、非常にシンプルかつ強力な省エネ手法です。
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