【技術コラム 『寿命』第2回】
モータの寿命を縮める「使用条件」と「環境」
モータの寿命は、どのように使うか(使用条件)、そしてどこで使うか(環境条件)によって劇的に変わります。
■ 使用条件の過酷さ
・負荷の大小:重いものを無理やり動かそうとするほど内部発熱が増え、部品の劣化が早まります。
・運転時間と回転数:長時間、高回転で回し続ければ、当然摩耗部品の消耗は加速します。
・正転・反転の頻度:頻繁な切り返しは、モータの接点部(ブラシなど)に大きな負担をかけ、劣化を早めます。
■ 環境条件の恐ろしさ
・温度と湿度:高温多湿な環境は、コイルの絶縁材料の劣化や金属部品のサビを一気に進行させます。
・埃や粉塵の侵入:埃がモータ内部に入り込むと、回転部に詰まって異常摩耗を引き起こします。 電子回路が組み込まれている場合、埃が湿気を帯びてショートし、一瞬で寿命を迎えることもあります。
過酷な環境で使う場合は、それを前提とした「長寿命設計」が必要になります。
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