【技術コラム 『高出力モータ』第6回】

究極のモータ選び「カスタム設計」とシステム全体の最適化

全6回にわたり、高出力モータのサイズ差から、トルク定数を高めるアプローチ、そして設計バランスの難しさについて解説してきました。

モータの特性には物理的な限界があり、一部分だけを都合よく強化することはできません。 だからこそ、目標の性能に落とし込むためには、最終的にモータの「サイズ変更(例えば57角から130角への変更など)」を含めた、全体のバランスを考慮した設計変更が不可欠となります。

高出力モータの開発や導入においては、お客様からご提示いただいた希望スペック(回転数・トルク)に基づき、設置可能なスペースに合わせたモータを「セミオーダー」で設計することが最も確実な解決策となります。 モータには物理的な限界があるものの、セミオーダーならではの柔軟性を持たせることで、お客様の厳しい要求スペックを実現できる可能性が飛躍的に高まります。