【技術コラム 『モータの選定方法』第8回】

全体最適の視点。モータ選定は「トータルコスト」で考える

全8回にわたり、モータの選定方法について解説してきました。

最終的に忘れてはならないのが、「コスト(初期費用+運用費)」の考え方です。 

例えば、ブラシ付きDCモータは初期費用(イニシャルコスト)こそ安価ですが、高価なサーボモータや高性能なブラシレスモータを導入した方が、長寿命であり、消費電力や保守費(メンテナンス)などのランニングコストが低く抑えられるため、トータルコストでは有利になる場合も多々あります。

モータの選定は、「電源と電流の確認」という絶対的な土台の上に、「出力(W)から逆算するトルクと回転数」という物理要件が乗り、それを「どう制御するか」というシステム設計が密接に絡み合う奥深い世界です。