【技術コラム 『モータの選定方法』第6回】

適材適所。アクチュエータに最適な「4つのモータ」

システム要件が固まったら、どの種類のモータを採用するかを決定します。 それぞれの特性とコストを天秤にかける必要があります。

1. ブラシ付きDCモータ:構造が単純で乾電池などにつなぐだけで回り、圧倒的に安価です。 ただしブラシ摩耗による寿命の限界があるため、短期間や低頻度な稼働で十分な用途に最適です。 

2. ブラシレスDCモータ(BLDC):ブラシ摩耗がなく長寿命。 専用のドライバ(電子回路)が必須ですが、速度制御や異常検知など多彩な機能を後付けできるため、現代のアクチュエータの主流となっています。

3. ステッピングモータ:パルス信号に同期して「カチカチ」と一定角度ずつ動きます。 高価なエンコーダ(センサー)なしで正確な位置決めができるため、ボールねじ等と相性抜群ですが、限界以上の負荷がかかると動きが狂う「脱調」のリスクがあります。 

4. サーボモータ:センサーで常に位置と速度を監視・修正(フィードバック制御)する、精密加工機などで必須の最高級モータです。 コストは高いですが、外乱に負けない絶対的な精度を誇ります。 

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