【技術コラム 『DCブラシモータ』第1回】
車も家もモータだらけ。DCモータが重宝される理由
私たちの身の回りには、数え切れないほどのモータが隠れています。
スマートフォンやパソコンの中にも使われていますが、最も分かりやすいのは「自動車」でしょう。 ワイパーやパワーウィンドウだけでなく、電動パワーステアリングや、ドアのロック解除、トランクの自動開閉にもモータが使われています。 家の中では冷蔵庫が動き、一歩外に出ればエレベーターが私たちを運びます。 私たちは今、本当に「モータなしでは生きていけない環境」に暮らしています。
そんな多種多様なモータの中で、車載機器や身近な小型機器に圧倒的に多く使われているのが「DC(直流)モータ」です。
最大の理由は「電源との相性」と「制御のしやすさ」にあります。 パソコンや自動車のバッテリーは「DC(直流)」の電気を持っているため、そこに使われるモータもDCで動くものが必然的に求められます。 加えて、DCモータは回転速度や力を細かくコントロールすることが得意なため、精密な動きが求められる現代の機器には欠かせません。
子どもの頃、工作キットなどで電池をつなぐだけで元気に回るモータに触れたことはありませんか? 実はあれこそが、最も基本的な「ブラシ付きDCモータ」です。
次回は、あの小さな金属の筒の中で回転を生み出している仕組みを紐解いていきます。
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